初心者のためのヨガの始め方:アイテム編

初心者

ヨガをするために、いくつか必要なアイテムがあります。

必ず必要になるものや、あったら便利なものなどもあるので、ヨガレベルや柔軟性、目的などに合わせて購入を検討すると良いものどがあります。

とはいえ、ヨガスタジオなどで基本的な必要ヨガアイテムは揃っていますので、ご自宅に必要がなければ必ずしも購入しなくても良いものもあります。

まず、どんなヨガアイテムがあるのか、その用途と共にご紹介していきます。

ヨガマットについて

ヨガマットはヨガのポーズを行う際に必要なアイテムであり、滑りにくさやクッション性などが重要なポイントです。自分の身長や体重に合ったサイズを選び、素材や厚さも自分の好みや目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

ここではヨガマットの違いを特徴ごとにご紹介していきます。

サイズ(長さ)

一般的に、ヨガマットの平均的なサイズは「長さ 約180cm x 幅 約60cm」です。短いもので160cmのものから、ロングでは180cmのものまであります。

小柄な方であれば短いものがコンパクトで持ち運びもしやすくなるでしょう。また男性など大柄な方にはロングサイズが人気です。

厚みと重さ

ヨガマットは厚みにも次のようにバリエーションがあります。

  • 1~2mm:薄くて軽量であり、持ち運びを目的としている場合に適しています。
  • 3〜5mm:一般的な厚さであり、快適なクッション性と安定感を提供します。
  • 6mm以上:厚くてクッション性が高く、関節への負担を軽減します。特にケガのリスクが高い方に適しています。

素材

  • 天然ゴム:天然素材であり、グリップ力が高く滑りにくいです。また、クッション性もあります。
  • PVC:耐久性があり、滑り止め性も高いです。ただし、環境に配慮する場合は避けるべき素材です。
  • TPE:環境に優しい素材であり、滑り止め性やクッション性もあります。また、耐久性も高いです。

ヨガマットの選び方やおすすめヨガマットは、こちらのページに記載しています↓↓

色とデザイン

ヨガマットの色や柄はとても豊富です。好きな色、気に入った柄など、基本的に好みで選びます。自分のインスピレーションを大事にして、気に入った柄や色のヨガマットを使うことでヨガの時間がより楽しくなることでしょう。

その他には、部屋のインテリアに合わせた色や柄を選ぶという方法もあります。

また色は心理面にも左右するので、安らぎやリラックスにはグリーン系、エネルギッシュさを求めるなら赤系、といった選び方も良いでしょう。

ヨガタオル(ヨガラグ)

ヨガマットの上に敷く「ヨガタオル(ヨガラグ)」は、ホットヨガなど汗をたくさんかくヨガでは必需品です。

ヨガマットのみだと汗で手足が滑り、ポーズに集中できなかったり怪我の原因にもなりかねませんが、ヨガタオルをマットの上に敷くことで解決してくれます。

またヨガタオルはレンタルヨガマットの上に使用することで、衛生面の不安も払拭してくれるので便利です。

↓↓↓ヨガタオルに関する詳しい紹介はこちらのページに掲載しています↓↓↓

ヨガストラップ(ヨガベルト)について

ヨガストラップ」もプロップ(補助道具)の1つです。

長さは種類があり、定番は180cmのものです。ロングタイプは長さが240cmで、背の高い男性などでも使用しやすいものです。また、ヨガマット持ち運びにも使える2Wayタイプのものもあります。

ヨガストラップは、柔軟性を補ったり高めるためにとても役に立つ道具です。ストラップを使うことで、手や足の届かないポーズにも挑戦することができます。

ヨガストラップが身体の硬さを補うことで、気持ちよく股関節や背中を伸ばしやすくしたり、胸を開きやすくするのです。ストラップを手に持って足に引っ掛けてるなどして、柔軟性に合わせて長さを調節しながら使用することで無理なくポーズを実現できます。

またヨガストラップは、ポーズの深化にも役立ちます。例えば、ハムストリングスのストレッチをする際に、ストラップを使って足を引っ張ることで、より深いストレッチを実現することができます。

さらにバランスポーズでの安定性を高めるためにも、ストラップを使って体をサポートすることができます。

↓↓↓ヨガストラップの使い方はこちらに記載しています。↓↓↓

ヨガブロックについて

ヨガブロックは、ヨガのポーズをサポートするための道具です。

身体の柔軟性やバランスに自信がない場合には、ヨガブロックを使ってポーズをサポートすることで安定感を得ることができます。ヨガブロックの使い方には様々なバリエーションがありますので、自分のレベルや目的に合わせて使い方を学びましょう。

ヨガブロックのサイズは縦23cm×横15cmが一般的で、高さ(厚み)は約7.5cm約10cmとの2タイプがあります。複数のヨガブロックを使ったり、向きを変えることで長さを調整してサポートに使用できます。

ボルスターについて

ヨガで時々使う「ボルスター」はプロップ(補助道具)の1つで、硬いクッションのようなものです。形状は円柱や長方形などがあります。

ヨガ初心者や身体が硬い方の補助として使用したり、また『リストラティブヨガ』という精神的にも肉体的にも元気な状態を回復させるヨガクラスでも使用します。

ボルスターに体の一部を乗せて位置を調節することで、よりポーズの効果を得られ安くなるメリットがあります。

ブランケットについて

ブランケットは瞑想などのときに冷えないよう体にかけたり、丸めたり折り畳んでヨガブロックやボルスター替わりに使用することもできます。

ヨガマットバッグについて

ヨガ教室へ通い際には、ヨガマット用のバッグやキャリーがあると持ち運びがしやすいでしょう。専用のバッグやキャリーがなくても、深さのあるバッグにウェアなどと一緒に入れても便利です。

バランスボール(ヨガボール)について

バランスボールは1963年にイタリアで開発され、スイスリハビリテーション器具として使用され始めたのが始まりです。塩化ビニル樹脂を素材に使用されることが多く、人間の全体重をかけてトレーニングに使用しての破損しない強度や弾力があります。

ボールの不安定感がバランス感覚を養うために非常に有効で、そのほかにも姿勢改善しなやかな身体作り筋力向上などの効果があります。

– バランスボールの選び方

バランスボールを購入する場合の選び方についてご説明します。

サイズの確認

バランスボールの一般的なサイズには、直径が55cm、65cm、75cmの3種類があります。

  • 45cm:一番小さいヨガボールのサイズ。販売数は少ないが、身長145cm以下の方や、椅子として使用する場合にはこのサイズがおすすめです。
  • 55cm:小柄な女性や小学生などの子供などにおすすめです。身長150~165cmの方にちょうど良いでしょう。
  • 65cm:このサイズが最も一般的で販売数も多いタイプです。男女問わず平均的な身長の方に適しており、身長165〜180cmの方であればこのタイプがおすすめです。
  • 75cm:身長の高い男性にはこのサイズがおすすめです。例えば180cm以上であれば、このタイプでちょうど良いでしょう。

耐荷重の確認

バランスボールには、それぞれ耐荷重が設定されています。

耐荷重が小さいものでは100kgのタイプのものや、200kg〜300kgのもの、また500kgまで耐えられるものなども販売されています。通常のトレーニングに使用する場合は、最も販売数の多い耐荷重300kgのものがおすすめです。

初心者や椅子代わりに使う場合は「固定リング付」がおすすめ

バランスボールには、「固定リング付」が付属しているタイプがあります。

バランスボールはぐらつきやすいので運動慣れしていない方や、椅子として使う場合には、固定リングが付属しているタイプが安定して使用できるのでお勧めです。

– コアトレーニングに効果的な使い方

バランスボールは、コアトレーニングに効果的です。ボールの上に座ったり、寝そべったりすることで、腹筋や背筋などのコア部分を鍛えることができます。

例えば、ボールを使ったプランクやバックエクステンションなどのエクササイズも行うことができます。バランスボールは、バランス感覚の向上やコアトレーニングに効果的な道具です。ヨガの練習に取り入れて、より効果的なトレーニングを行いましょう。

↓↓バランスボールを使ったエクササイズ方法はこちらに記載しています↓↓

ヨガホイールについて

ヨガホイールは、2014年頃にニューヨークで誕生した比較的新しい道具です。

ヨガホイールは、バランスポーズや後屈ポーズなどを行う際に補助として使うことができます。力みをとって身体を委ねられるので、難しいヨガのポーズをより深めることができます。

また、仰向けに肩甲骨で乗って寝そべることで背中をマッサージする効果もあり、背中や肩、腰の柔軟性を高めることができ道具です。巻き肩や猫背などの丸まって固まった肋骨を広げることで、深い呼吸がしやすくなります。呼吸は交感神経との関わりも大きいため、リラックスして深い呼吸ができるようになることで、ストレス軽減の効果もあります。

ヨガホイールの形は上の写真のように円形が一般的ですが、中には床につく部分が平らになっているものもあります。

ヨガホイールのサイズについては、高さ30~32cmが一般的です。また幅は13~15cmのものが多く、左右の肩甲骨の間に収まる幅がちょうど良いです。

ヨガホイールの耐荷重は製品によって幅がありますが、100~300kgのものが多いです。

素材もプラスチックやポリウレタン、コルクなどいくつか種類がありますが、最初は表面が滑りづらいタイプがおすすめです。

UpCircleヨガホイール
高さ30cm幅12.7cm耐荷重約250kg素材PVC


UpCircleSevenヨガホイール
高さ30cm幅13cm耐荷重約250kg素材コルク


YogaDesignLabヨガホイール
高さ32cm幅13cm耐荷重200kg天然コルク + エラストマー + ABS樹脂


バックベンドやバランスポーズのサポートに役立つ使い方

ヨガホイールは、バックベンドやバランスポーズのサポートにも役立ちます。バックベンドのポーズでは、ヨガホイールを背骨に沿って使うことで、背中の柔軟性を高めながら、安定感を保つことができます。また、バランスポーズでは、ヨガホイールを手や足の下に置くことで、バランスを取りやすくなります。

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