子供たちの心を育てる方法はたくさんありますが、最近注目を集めているのが「キッズヨガ」です。遊びながら心を育て、身体を動かすことでリラックスする時間を持つことができます。この記事では、キッズヨガの魅力や楽しさ、さらには親子で一緒に楽しめる方法を紹介します。お子さんと一緒に楽しい時間を過ごし、成長を感じる素敵な体験をしてみましょう!
キッズヨガとは?子供向けヨガの特徴
キッズヨガは、大人向けのヨガをそのまま子供に行わせるものではありません。動物になりきってポーズをしたり、呼吸に合わせて身体を動かしたり、ゲームや物語を取り入れたりしながら、子供が楽しめる形でヨガに触れていきます。
ポーズをきれいに完成させることよりも、「猫になってみよう」「木になって片足で立ってみよう」など、遊びながら身体を動かすことを大切にします。
年齢によってできる動きや集中できる時間も違うため、無理に決まったポーズをさせる必要はありません。まずは親子で一緒に身体を動かし、「楽しかった!」と思えるところから始めてみましょう。

キッズヨガは何歳からできる?最適なスタート時期
キッズヨガを始める最適なタイミングは、子供の成長段階によって異なりますが、一般的には4〜5歳からがちょうど良いと言われています。この頃になると、基本的な動きやコミュニケーション能力が発達し、グループでの活動に参加できるようになります。初めてのヨガ体験でも、楽しさを感じやすい時期です。
また、特に新しい環境に入るタイミング、例えば幼稚園や小学校入学なども、キッズヨガを始める良いタイミングです。新しい友達や先生と一緒に体験することで、緊張感を和らげ、リラックスする手助けとなります。ヨガを通じて、心の準備を整え、新しい環境にスムーズに馴染むことができます。
もちろん、何歳からでも始めることは可能です。子供が興味を持った時が、その瞬間です。無理なく楽しめる環境を整え、親子で一緒にチャレンジしてみましょう。楽しさを感じることが、長続きする秘訣です。タイミングを見計らって、キッズヨガの世界に飛び込んでみてください!



家でできる簡単キッズヨガポーズ3選
家でも手軽にできるキッズヨガポーズはいくつかあります。例えば、「猫のポーズ」は、背中を丸めたり伸ばしたりすることで、体を柔らかくする効果があります。このポーズは、リラックス効果も高く、子供たちが楽しみながら体を動かすことができます。親子で一緒にやるのも楽しいですね!
▶︎猫のポーズ(キャットアンドカウ)のやり方

次に、「木のポーズ」は、バランス感覚を養うための素晴らしいポーズです。一方の足で立ち、もう一方の足を膝に当てることで、集中力が高まります。これは、心を落ち着けることにもつながりますので、ストレスの多い日常生活の中で実践する価値があります。家族みんなでバランスを取る楽しさを味わいましょう。
▶︎木のポーズのやり方

最後に、「下を向いた犬のポーズ」は全身を使うシンプルなポーズで、特に体を伸ばします。手足を広げて深呼吸することで、リフレッシュ効果が抜群です。家の中で簡単にできるため、リラックスタイムや朝の目覚めにぴったり。お子さんと一緒に身体を動かしながら、楽しい時間を過ごしましょう。
▶︎下を向いた犬のポーズ(ダウンドッグ)のやり方

3〜5歳|遊びながら楽しむキッズヨガフロー【約10〜15分】
3歳から5歳の子供向けには、楽しくリズミカルなヨガフローが最適です。この年齢層は遊び心が旺盛で、新しいことにチャレンジする意欲も強いです。動物のポーズをなりきって、より遊び感覚で行うことで興味も深まるでしょう。
- お花のポーズ
まずは、「お花のポーズ」で始めましょう。座ったまま、または立った姿勢から、両手をゆっくり上へ伸ばして大きく広げます。腕はきれいに伸びなくても大丈夫です。
「お花がパッと咲いたよ!」と声をかけながら、好きな色のお花になったつもりで身体を大きく広げてみましょう。

- 手を上にあげるポーズ
続いて「手を上にあげるポーズ(ウールドゥヴァハスターサナ)」に挑戦しましょう。座ったままでも、立ち上がって行っても良いです。両手を頭の上へゆっくり伸ばします。手のひらは合わせても、少し離れていてもOKです。背伸びをするように身体を上へ伸ばしてみましょう。
「お空まで手が届くかな?」と、親子で一緒にぐーんと伸びてみましょう。


- 猫と牛のポーズ:キャットカウ
次に、「猫と牛のポーズ」です。四つばいになり、息を吐きながら背中を丸め、次にゆっくり背中を反らせます。呼吸にぴったり合わせられなくても大丈夫。無理のない範囲で背中を丸めたり戻したりしてみましょう。
猫の「ニャー!」、牛の「モー!」と声を出しながら動くと楽しいですよ。

- 犬のポーズ:ダウンドッグ
「犬のポーズ」を続けて行いましょう。四つばいからお尻を斜め上へ持ち上げて、身体で大きな三角形を作ります。膝は曲がっていても、かかとが床につかなくても大丈夫です。
ワンちゃんが起きたときの「のび〜!」をまねして、手と背中を気持ちよく伸ばしてみましょう。

- 蝶々のポーズ
床に座って両足の裏を合わせ、足を身体の近くへ寄せたら「蝶々のポーズ」です。両手で足を持ち、膝を上下に小さくパタパタ動かしてみましょう。膝を床につける必要はありません。
「どこまで飛んでいこうかな?」と、蝶々になったつもりで羽をパタパタさせてみましょう。

- リラックスポーズ:シャバーサナ
最後に、「リラックスポーズ」で締めくくりましょう。仰向けになり、両手と両足を楽なところへ広げて身体を休ませます。目は閉じても、開けたままでもOK。じっとしているのが難しければ、短い時間でも大丈夫です。
たくさん遊んだ身体に「おつかれさま」と言うような気持ちで、ゴロンと休んでみましょう。
このフローを通じて、子供たちは楽しみながら体を動かしながらリラックスもできるのです。
6〜8歳|バランスにも挑戦するキッズヨガフロー【約15〜20分】
6歳から8歳の子供たちにおすすめのヨガフローを例をご紹介します。慣れてきたら少しずつ新しい動きも取り入れながら、身体を大きく動かしてみましょう。
- 木のポーズ(目安1〜2分)
まずは、「木のポーズ」です。まっすぐ立ち、片足に体重を移します。反対側の足裏を軸足の足首やふくらはぎの内側に添え、バランスをとってみましょう。難しいときは壁や椅子につかまってもOKです。左右の脚で、それぞれ数呼吸ずつ行いましょう。
グラグラしても大丈夫。大きな木になったつもりで、何秒立っていられるか挑戦してみましょう。

- 三角のポーズ(目安3分)
次に、「三角のポーズ」を行いましょう。足を大きく開いて立ち、片方のつま先を外側へ向けます。両手を左右に広げ、身体をゆっくり横へ倒して、片手を脚に添えます。床まで手が届かなくても大丈夫です。左右それぞれ数呼吸行いましょう。
身体で大きな三角形を作るつもりで、反対側にも挑戦してみましょう。

- アップドッグ(上向きの犬のポーズ)(目安3分)
続いて、「上向きの犬のポーズ」を行います。うつ伏せになり、両手を胸の横につきます。手で床を押しながら、胸をゆっくり前と上へ向けてみましょう。腰が苦しいときは、上体を高く持ち上げなくてもOKです。
ワンちゃんが顔を上げて遠くを見ているような気分で、胸を気持ちよく開いてみましょう。

- 戦士のポーズ1(目安3分)
その後、「戦士のポーズ1」に進みましょう。足を前後に大きく開き、前の膝を無理のない範囲で曲げます。上半身を起こして、両手をゆっくり上へ伸ばしましょう。膝は深く曲げなくても大丈夫です。
強い戦士になったつもりで、空に向かって大きく手を伸ばしてみましょう。反対側も忘れずに!

- トラのポーズ(目安3分)
それから、「トラのポーズ」を行います。四つばいになり、右手と左足をゆっくり伸ばしてバランスをとります。難しいときは、手だけ、または足だけを伸ばしてもOKです。慣れてきたら反対側にも挑戦してみましょう。
「強いトラになるぞ!」と、指先から足先まで長〜く伸びるイメージでやってみましょう。


- シャバーサナ(目安3〜5分)
最後に、「シャバーサナ」でリラックスします。仰向けになり、両手と両足を楽な位置へ広げて身体の力を抜きます。目を閉じても、開けたままでもOK。ゆっくり呼吸しながら休みましょう。
じっとしているのが難しいときは短い時間でも大丈夫。たくさん動いた身体に「おつかれさま」と言ってあげましょう。
このフローを通じて、子供たちはさらに身体を動かす楽しさも感じ、心身のバランスを整えることができるでしょう。
9〜11歳|少し難しいポーズにも挑戦するヨガフロー【約20〜30分】
9歳から11歳の子供たちは、さらに難易度をあげたポーズに挑戦することができます。この年齢層では、体の使い方を学ぶ良いタイミングです。
- 木のポーズ(目安3分)
まずは、「木のポーズ」でまっすぐ立ち、片足に体重を移します。反対側の足裏を軸足の足首やふくらはぎの内側に添え、バランスをとってみましょう。左右の脚それぞれ数呼吸行います。
難しいときは壁や椅子につかまってもOKです。グラグラしても大丈夫。何秒立っていられるか、親子で楽しみながら挑戦してみましょう。

- 戦士のポーズ2(目安3分)
次に「戦士のポーズ2」を行いましょう。足を大きく開いて立ち、右足のつま先を右側へ向けます。右膝をゆっくり曲げ、両腕を肩の高さで左右に大きく伸ばしましょう。
顔を右側へ向け、右手の指先を見るようにします。膝は深く曲げなくてもOKです。強い戦士になったつもりで、遠くを見ながら数回ゆっくり呼吸してみましょう。 反対側も同じように行います。

- ダウンドッグ(目安3分)
戦士のポーズ2から「ダウンドッグ」に移行しましょう。両手と両足を床につき、お尻を斜め上へ持ち上げて、身体で大きな三角形を作ります。膝は伸ばしきらなくても、かかとが床につかなくても大丈夫です。
手で床を押しながら、背中を気持ちよく伸ばしてみましょう。大きな犬が「のび〜!」をしているところをイメージすると楽しいですよ。

- 一本足の下向き犬のポーズ(目安3〜4分)
ダウンドッグから、片方の足をゆっくり後ろへ持ち上げ「一本足の下向き犬のポーズ」へ移ります。足は高く上げなくてもOK。両手でしっかり床を押しながら、グラグラしないところを探してみましょう。
無理のない範囲で数回呼吸したら、足を下ろして反対側も行います。「しっぽを空に伸ばす犬」になったつもりで挑戦してみましょう。反対側の脚も同じように

- サイドプランク(目安3分)
次は、様子を見ながら「サイドプランク」を挑戦してみましょう。横向きになって片手を床につき、身体を支えながら反対の手を上へ伸ばします。難しいときは、下側の膝を床についてもOKです。
身体がグラグラしても大丈夫。無理のないところで数回呼吸して、反対側にも挑戦してみましょう。身体を一本の長い棒にするようなイメージでやってみよう!

- シャバーサナ(目安5分)
最後に、再度「シャバーサナ」でリラックスします。仰向けになり、両手と両足を楽な位置に広げて、身体の力を抜きます。目を閉じても、開けたままでもOK。ゆっくり呼吸しながら、そのまま静かに休みましょう。
じっとしているのが難しいときは、短い時間でも大丈夫です。たくさん動いた身体に「おつかれさま」と言うような気持ちで休んでみましょう。
このフローを通じて、子供たちはさらに成長し、自立心や自信を育んでいくでしょう。
親子でキッズヨガを楽しむコツ
親子で一緒に楽しめるキッズヨガのクラスは、日本各地で増えています。親子で参加できるクラスでは、子供と一緒に楽しむことで絆を深めることができるのが特徴です。共にポーズをとったり、呼吸を合わせたりすることで、コミュニケーションが生まれ、より深い理解が得られます。
また、親も一緒にリラックスできる時間を持つことができるのも、キッズヨガの大きな魅力です。忙しい日常から少し離れ、心を落ち着ける時間を持つことで、ストレス解消にもつながります。親が心から楽しむ姿を見せることで、子供たちもより一層楽しむことができ、良い影響を与え合うことができます。
さらに、地域によっては特別なイベントやワークショップも開催されています。例えば、季節に応じたテーマを持ったクラスや、絵本と連動したヨガクラスなど、色々なアプローチで楽しむことができます。親子での新しい体験は、思い出に残る素晴らしい時間となることでしょう。

子供とヨガをするときの注意点
キッズヨガを行う際の注意点は、いくつかあります。まず、子供の体調を常に確認しましょう。具合が悪いと感じる時は無理をせず、十分な休息を取ることが大切です。
また、ポーズは無理のない範囲で行わせてください。成長段階に応じて体の柔軟性やバランス能力は異なるため、個々の能力を尊重する必要があります。さらに、ポーズ名を動物や身近なものに例えることで、子供たちが理解しやすくなります。
さらに、やりたがらない時や飽きてしまった時は、無理にポーズを強要しないことも大切です。子供の注意力は短いことが多いです。興味を引くためにも、ポーズを短く集中して行い、遊びを取り入れることが有効です。さらに、最後まで楽しむことを重視し、成果を求めすぎないように心掛けましょう。
最後に、安全面にも配慮し、ケガを防ぐために動きやすい服装を用意し、床に障害物がないことを確認しましょう。楽しい雰囲気を保ちながら、お互いを思いやる心も大切です。お子さんが心地良さを感じることが、ヨガの楽しさに繋がります。

キッズヨガ教室を探すには?
キッズヨガ教室を探す際は、まず近隣のスタジオやフィットネスセンターを調べましょう。多くの場所で子供向けのヨガプログラムが提供されています。また、オンラインのプラットフォームも増えており、自宅で参加できるクラスも選択肢に入れると良いでしょう。
教室を選ぶ際は、インストラクターの資格や経験を確認し、子供たちに対するアプローチが適切かを見極めましょう。無料体験クラスがある場合は、実際の様子を見て判断するのも一つの方法です。口コミや評価も参考にすると、より安心です。
子供が楽しめる雰囲気や、他の参加者との交流を重視する教室を選ぶと良いでしょう。
キッズヨガ教室を検索できるサイト
YOGA PARK – キッズヨガ:親子ヨガ、マタニティヨガ、産後ヨガの情報も掲載。
全国からスタイルにあったレッスンや無料体験・クーポン付のお得な情報を簡単検索できるサイト。
キッズヨガ教室のリンク集
一般社団法人 日本キッズヨガ協会:家族のためのオンラインヨガ講座
ヨガBeyond 荻窪教室 キッズヨガ(小1~小4・小5~中学生):英語で学べる「英語のキッズヨガ」クラスも♪
ヨガファミリー【東京品川区】:キッズヨガ、親子ヨガ、マタニティヨガ・産後ヨガ、シニアヨガ
MAKUHARI YOGA(千葉市 幕張本郷、幕張ベイタウン): キッズヨガ & ジュニアヨガ
まとめ|上手にできることより、楽しく身体を動かそう
キッズヨガでは、ポーズをきれいに完成させることよりも、子供が楽しみながら身体を動かすことを大切にしましょう。
木になってバランスをとったり、犬や猫になりきって身体を動かしたり。「できた・できない」にこだわらず、親子で声をかけ合いながら遊ぶように取り組んでみてください。
年齢やその日の体調によって、できるポーズや集中できる時間は変わります。途中で飽きたら休んでも、全部のポーズができなくても大丈夫です。「今日はこれが楽しかった!」と思えるところで終わるくらいでも十分。
まずはこの記事で紹介した年齢別のフローから、できそうなポーズをいくつか選んで、親子で気軽にキッズヨガを楽しんでみてください。



